中国初の低中速磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)線の試験作業が、急ピッチで進められている。湖南省長沙市に位置するこのリニア快速線は、このほど重量物積載試験を行い、実施を控えている乗客をのせた試験に向け「ラストスパート」に入った。新華社が伝えた。
長沙リニア快速線は長沙南駅と長沙黄花国際空港を結ぶ。全長は18.5キロ。2014年5月に着工し、投資総額は42億元(1元は約17.2円)以上にのぼる。長沙リニア快速線は昨年末に一次検査に合格し、試運転を開始した。
現在は、長沙リニア快速線の5本の列車が毎日24時間連続で試験を行っている。各種調整状況が安定すれば、早ければ3月上旬に実際のダイヤに基づき試験運転を行い、それから乗客をのせた試験運転に入る見通しだ。写真は2月25日に撮影された、重量物積載試験を実施中の長沙リニア快速線。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月28日