中国経済は2015年に新たな発展段階に入った。消費の需要増加が続き、消費構造の高度化が加速、消費が経済成長をけん引する段階だ。経済成長への消費の寄与率は66.4%に達し、経済成長の「主導的役割」を果たすようになった。
サービス型消費の税収が急速に伸びている。リース・ビジネスサービス、教育、衛生、映像制作業などの税収の伸びはそれぞれ23.8%、20.5%、27.3%、10.3%と、農産物・副食品加工業、アパレル、タバコ、酒造、ホテル・飲食などの物質型消費産業を大きく上回る伸びとなった。これらの数値は、中国人が生活物資の消費について満足できるレベルに達したことを反映し、教育、医療衛生、メディア娯楽など、精神面のサービスの消費へとモデル転換、高度化しつつあることを示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月13日