横琴マカオ青年起業バレーで5月28日と29日、「信用中国行・横琴第1回信用資産開発サミット」が壮大に開催された。サミットは、現地政府の高い重視を受けただけでなく、各界代表の力強い支持を受けた。出席者には、横琴自由貿易区商務局や陜西省信用管理弁公室、華南理工大学珠海現代産業革新研究院、北京市網貸(ソーシャルレンディング)産業協会の指導者らが名を連ねた。
今回のサミットは、横琴自由貿易区管理委員会の指導の下、征信(信用情報収集)産業基地(横琴)と華南理工大学珠海現代産業革新研究院が共同で主催し、横琴征信管理有限公司と横琴信用管理有限公司、横琴ビッグデータ征信管理有限公司が開催を請け負った。さらに深セン市中鼎職信株式有限公司や陜西正浩征信有限公司、西安秉信などの国内一流のビッグデータ信用情報収集企業6社と首創証券や創東方投資などの証券会社や投資銀行10社近く、さらに鵬チュウ投資(チュウは左が「羽」、右が「中」)や正衡集団、国楓弁護士事務所などが開催に協力した。
サミットは、「信用、革新、資本」をテーマとし、中小企業の代表200人とファンドのパートナーや著名投資家、信用管理専門家ら20人余りがゲストに招かれて出席した。サミットでは、横琴自由貿易区の政策や信用体系の建設、資本市場の発展、新三板(店頭市場)の価値、中小企業が直面する融資面での困難などの一連のホットな話題をめぐる討論が展開され、信用資産開発の問題が重点として議論された。
中国の中小企業は長期にわたって、融資ルートの狭さや融資コストの高さといった現実的な問題に直面してきた。企業の90%以上の融資は銀行貸付によるものだが、銀行の貸付周期は長く、ハードルも高く、中小企業の申請は難しい。一方、民間融資の利息は高すぎる。このような困難に狙いを定め、主催者側はこのサミットで、企業の信用資産開発という革新的なモデルを通じて、中小企業の融資ルート開拓の支援と融資コストの引き下げをはかった。
信用は企業の生存と発展の土台であり、信用を守った経営は企業の発展にとって極めて重要となる。企業の信用意識を高め、企業の誠実な経営を奨励するため、国家は、信用を守れば利益となり、信用を裏切れば罰を受ける一連の政策と措置を打ち出し、実施してきた。今回の信用資産開発サミットは、国家のこの呼びかけに応え、誠実なビジネスを奨励すると同時に、企業の信用が融資で重要な役割を発揮するよう信用資産開発を積極的に模索した。
2日間の活動はサミットの各参加者に豊かな収穫をもたらし、「信用中国行・横琴第1回信用資産開発サミット」は成功のうちに幕を閉じた。これまですでに10数回にわたって行われてきた大型活動である「信用中国行」は、今回のサミットの成功でその影響力と影響範囲を高め、信用を守ったビジネスを今後も全国各地で推進していくのに良好な手本を示し、全国的な中小企業の資金難の解決に有効な参照例を与えるものとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月1日
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