「今年、当県は河南省と友好提携を締結して30周年を迎える。11月には河南省の政府代表団が当県を訪問する予定で、当県と河南省の両方の地で記念イベントが開催される予定だ。当県と河南省は、5年に1度政府代表団を相互派遣することで合意しているほか、当県の企業も河南省開封市などの都市で、中国企業と提携を展開している。その他、植樹や大学教育などの分野でも、両地は友好交流を実施している」と鈴木知事は語った。
鈴木知事は、東京大学経済学部を卒業し、1998年に通産省に入省し、08年に辞職。09年に第45回衆議院議員総選挙に三重2区から立候補するが落選した。その後、11年に三重県知事選挙に出馬し、当選。就任時点で、36歳の全国最年少の現職知事となった。そして、15年にも再選を果たし、現在でも日本で最も若い知事だ。
日本のアナリストは、鈴木知事が知事という職で満足することはないと見ている。G7首脳会議が三重県で行われた時、海外メディア37社が鈴木知事を取材し、その多くが、「将来は日本の首相も視野に入れているのでは?」と質問。「今は、三重県の県政に集中しなければならない。私は議員選挙に参加し、落選した。知事になることは考えていなかったが、各方面の応援もあり、当選した。だから、努力すれば、結果がついてくると信じている」と答えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月24日