中国中鉄電気化局が建設した深セン地下鉄11号線が開通し、試験営業を行った。11号線は深セン市中心部と空港、深セン西部地区を結ぶ。最高時速は120キロに達し、現時点で国内最速の地下鉄とされる。
深セン地下鉄11号線は福田駅を起点とし、東莞と深センの境界にある碧頭駅が終点。総延長51.9キロで、駅は18カ所。中国中鉄電気化局・深セン地下鉄11号線プロジェクトの秦衛東マネージャーはによると、11号線の電力系統にはSVC(静止型無効電力補償装置)が初めて採用され、エネルギー効率が大きく改善されている。これは乗客の安全確保とともに、省エネ推進の理念にも即しており、列車の安定的運行に重要な役割を果たす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月29日