「支付宝」(アリペイ)によると、ドイツのミュンヘン空港と支付宝はこのほど提携関係を結び、同空港で支付宝が全面的に利用できるようになった。中国人観光客は同空港で買い物する際、外貨への両替をする必要がなくなり、携帯電話の支付宝アプリを開き、スキャンすれば決済が完了する。「京華時報」が伝えた。
同空港は世界的に特色のあるハブ空港の一つで、「5つ星空港」などと呼ばれる。
同空港には各種名店や免税店のほか、世界でただ一つの空港内造酒工場がある。今回の提携により、まず空港内の買い物スポットが支付宝対応になり、続いてすべての店舗で支付宝が使えるようになる。
同空港は支付宝が欧州で進出を果たした最初の国際空港でもある。税還付、タクシーの手配といったサービスに続き、支付宝は欧州のオフライン消費の現場で急速に勢力を拡大しつつある。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月9日