ただ、心理的には中国と最も馴染み有るオリンピックだ。リオデジャネイロ市中心部とオリンピック村を結ぶ地下鉄4号線上を中国製の列車が走る。会場に入る際には中国製の設備でセキュリティチェックがあり、オリンピック村と試合会場では中国製のエアコンが温度調節と換気を行う。中国ブランドのウエアを着た運営スタッフとボランティアが各自の持ち場で忙しく働く。試合会場の選手は中国製の道具を使って金銀のメダルを争う。中国の電力会社がオリンピックの電力供給を請け負い、オリンピックの輝きと光を保障する。
こうした心理的な親近感が中国選手の大舞台での緊張を和らげ、中国人の視聴者が享受する喜びを増やし、世界の観戦者にもメードインチャイナの真新しい認識を与えることになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月16日