崔大使は「40数年前、杭州は初の中米共同声明の交渉を目撃した。今またG20サミットと中米首脳会談の開催地となる。この歴史的意義を持つ地に再び戻り、歴史は我々に未来を伝え、両国関係前進の方向を明示する」と指摘。「中米関係の発展は、双方が協力しなければならず、協力のパートナーシップを構築しなければならないことを十分に証明している。これは人々の言う新型の大国関係でもある」と強調した。
崔大使はまた「中米は南中国海問題について意思疎通を続けている。また、南中国海問題は中米間の問題ではなく、そうなるべきでもないと重ねて表明している」と述べた。
崔大使はグローバル化に対する考えも述べた。「グローバル化は多くの発展の機会をもたらすが、完全無欠ではあり得ない。世界各国はグローバル化が一部の国及び社会の一部の人々にもたらす厳しい試練の解決を重視し、グローバル化が全ての国々と人々に恩恵をもたらすよう尽力すべきだ。これもG20杭州サミットの注視する議題だ」。
今月早く、王毅外交部長(外相)は米国のケリー国務長官と電話会談した。王部長は、近く杭州で行なわれる中米首脳会談について、次の段階の中米関係にとって最も重要な日程だと述べた。ケリー長官は、中国側と協力してG20杭州サミットの申し分のない成功を確保する意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月22日