日本財務省が発表した最新の貿易統計速報によると、8月の貿易収支は187億円の赤字だった。貿易赤字は3カ月ぶり。うち輸出額は5兆3164億円に前年同期比9.6%の減少。円高の進行が輸出圧力となった。
8月の輸出通関ベースの為替レートは平均1米ドル=103円24銭と、前年同期に比べ16.8%の円高水準だった。この影響で、輸出のうち自動車は9.4%減、鉄鋼は20.4%減となった。一方、原油価格23%低下した影響を背景に円高が輸入コストが下がり、8月の輸入額は前年同期比17.3%減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月26日