年初から年末までさまざまな理由をこしらえては「記念日」ムードを演出する今日において、消費者は次々とセールが展開されることに慣れてしまっている。安く購入したい場合でも「ダブル11」ばかりがセールではないからだ。徐さんは「ネット通販サイトのセール実施日はたくさんあるので、欲しい商品をチェックしておきさえすれば、後でセール対象品になる可能性が高い。そしてサイトがセールに力を入れた時に、迷わず購入するようにしている」とし、数ヶ月前にサイトが実施した家電セールでは、商品そのものの値引きのほか、サイト側が購入額1万元(1元は約15.46円)で空気清浄機1台をプレゼントするキャンペーンがあったという。徐さんは「とてもお得だったので、家中の交換が必要な家電をすべて買い替えた。だからもうダブル11だろうが12だろうが、大して重要ではなくなった」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月2日