国際的な発言権は、中国のネットワーク大国としての知恵と胸襟から得られている。中国社会科学院新聞・伝播研究所伝播学研究室の姜飛主任は「社会と時代の発展の主軸を把握し、食い違いを効果的に処理するといった面において、中国の実務的な実践と責任は世界から嘱目されている。サイバー空間に清新な空気をもたらしたばかりでなく、サイバー空間ガバナンスに中国の経験をもたらした。サイバー空間の友人グループの拡大が、当然かつ必要なこととなっている」と指摘した。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のエドワード・ハンフリーズ氏は「世界の発展は多くの共通する問題に直面している。これらの問題のガバナンスにはさらに多くの意思疎通が必要で、各国が手をつなぎ解決しなければならない。共にサイバー空間共同体を構築する、これは非常に素晴らしい観点と方針だ」と述べた。同氏と同様、出席した外国の来賓は、中国のサイバー空間建設およびグローバルネットワークガバナンスで演じる役割に、多くの期待を寄せている。
世界はインターネットにより多彩になり、生活はインターネットにより豊かになる。「中国の主張」はIT企業の経営者に、肩にのしかかる未来の責任を意識させた。58集団の姚勁波CEOは「インターネットの現在の科学技術革新におけるリーダーシップをいかに発揮し、伝統業界と今後10年に渡り深く統合・協力していくかは、中国のすべてのIT関係者が直面している重要な課題だ。当社は技術革新を続け、一人ひとりの生活をより良くし、サイバー強国の建設に向け微力ながら貢献していきたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月18日