新華網北京12月23日 成長基盤を固め、潜在リスクを予防し、改革のエネルギーを注入する。先ごろ、閉幕した中央経済活動会議に対し、外国メディアとアナリストの多くは世界経済が不透明で、中国経済が「ニューノーマル」に突入した大きな背景のもとで、会議で安定を保ちながら前進する経済路線の基調及び安定した成長、改革の促進、リスク防止といったガバナンス構想を際立たせたことによって、国際社会の中国経済に対する信頼が強まったとの見解を示した。
安定を保ちながら前進する——成長基盤を固める
ロシアのイタルタス通信の報道は次のように見なしている。安定は2017年の中国の経済計画の基調だ。中国はマクロ経済の側面から積極的な財政政策を継続的に実施し、通貨政策は穏健かつ中立的で、流動性のある基本的な安定を維持する計画だ。為替レートについて、会議で為替レートの弾性を高めると同時に、人民元の為替レートが合理的で均衡な水準において基本的な安定を保つ必要があることが強調された。
『日本経済新闻』は次のように評じた。会議で2017年の経済路線が確立された。今年秋以降、中国経済は消費と生産は安定しているが、不動産価格が高騰するなどの潜在リスクも存在する。中国の指導者層は引き続き財政政策による経済成長の促進を望んでいるが、一方でリスク芽生えることを防止する。