統計によると、2016年通年の1線都市高級一戸建住宅開発の平均成約価格上位10カ所がすべて平米15万元以上だった。1位は「湯臣一品」で平米20.6万元以上。上位4位の開発地はすべて上海で「湯臣一品」、「原閘北華僑城蘇河湾」、「浦東翡翠別墅」、「華洲君庭」である。5位が北京朝陽区の「北京壹号院」で平米15.8万元。深圳地区において成約価格が最高だった開発地の「深圳湾壹号」は、平米15.2万元で9位だった。
2016年、1級都市の高級マンションの平均成約価格で平米10万元を超えた開発は65件だった。24件だった2015年に比べると171%増となる。
研究員の曹倪娜氏によると、1級都市の住宅用地供給は年々減少しており、土地価格の急騰につながっていると解説する。デベロッパーはプロジェクトで利益を上げるため、開発地に数多くの付加価値や設備を加えて価値を高めた。それによって、非高級住宅プロジェクトも高級路線になってきているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月25日