今年の春節(旧正月、今年は1月28日)連休期間に、通信産業にはどのような新しい特徴がみられただろうか。工業情報化部(省)がこのほどデータを発表した。それによると、今年の春節連休(1月27日~2月2日)にはインターネットを利用した年頭のあいさつが普及するなど複数の要因に後押しされて、モバイルインターネットのデータ利用量が昨年の2倍に増え、これまでよく利用されてきたショートメッセージによる年賀や電話でのあいさつの割合が目立って低下したという。「北京日報」が伝えた。
春節のモバイルデータ利用量が倍増した背景には、データの利用料金が低下したこと、春節データ特別パッケージのキャンペーンが行われたこと、念頭のあいさつがインターネット化したことなど複数の要因がある。こうした要因に後押しされて、モバイルデータ利用量が2億5901万ギガバイトに達し、16年の2倍に達した。大晦日にあたる1月27日の利用量は3598万ギガで前年同期比88.4%増加し、ピークの28日には3990万ギガに達した。
その一方で、これまでよく利用されてきたショートメッセージと電話でのあいさつの割合が大幅に低下した。連休の7日間に発信されたショートメッセージは116億件で同16.9%減少し、携帯電話の通話時間は累計647億分で同11.8%減少した。大晦日のショートメッセージは31億9千万件で、減少幅は32.8%に達した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月7日