トヨタ自動車は6日、2016年度決算(2016年4月1日から2017年3月31日)の業績予想(純利益)を従来の1兆5500億円から1兆7000億円に上方修正した。円安や自動車販売が伸びたためとしている。
売上高は26兆円から26兆5000億円へ、営業利益は1兆7000億円から1兆8500億円へ上方修正した。ただ2015年度と比較すると、営業利益は35.2%減、純利益26.5%減、売上高は6.7%減となる。
上方修正の一番の要因は、円安。同社は1円の円高で400億円の損失になるとみられている。またアジアや欧州、北米での販売が好調だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日