中信資本持株有限公司は7日、傘下の私募債投資部門が日本企業を投資の対象とした第3号ファンド(CCJP Ⅲ)で総額300億円に集め、募集を終了したことを明らかにした。
中信によれば、今回のCCJP Ⅲへの応募金額は過去最多で、目標額の250億元をはるかに上回った。出資者には政府系ファンド、大手金融機関、年金基金、ファンド・オブ・ファンズなどの機関投資家が並ぶという。
中信はCCJP Ⅲの目標として、今後3年以内に日本企業約10社を買収することを掲げ、医療、環境、消費の分野で突出した製品・技術をもつが、自力では中国をはじめとする海外市場に打って出ることが難しい中小企業が対象だとしている。
中信は2004年に日本に支店を開設して以来、日本の私募債市場で活発な動きをみせてきた。第1号ファンド(CJP)の規模は169億円、第2号ファンド(CCJP Ⅱ)は182億円に達する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月8日