国際電気通信連合が発表した5Gスケジュール表によると、5G技術案の募集と基準の制定は、2020年までに完了する。各国の比較的整った技術・基準案は、2018年6月30日までに提出される。ファーウェイが中心となり推奨する「Polar Code」案が昨年、5G基準に入選し、中国企業が基礎通信枠組み協定に初進出した。業界関係者は、ファーウェイは「Polar Code」で5G時代の発展の基礎を築いており、重大な意義を持つと判断した。
中国は5G技術の発展促進における野心を明らかにしており、2016年には5Gを「メイド・イン・チャイナ2025」、「第13次五カ年計画綱要」、「第13次五カ年計画国家情報化計画」に盛り込んだ。また中国工業・情報化部(省)は先ごろ、中国が北京市懐柔区で世界最大の5G試験場を建設したと発表した。国内外の業界リーディングカンパニーが試験ネットワークに加わり、エンドツーエンドの試験環境を提供。これは5G標準の形成と産業発展の促進におけるサポートとなる。中国工業・情報化部チーフエンジニアの張峰氏はこのほど「中国は2016年上半期に5G技術の研究開発と実験を全面的に開始し、現在すでに第2段階に入っている。中国は2020年に、5Gの実用化を開始する見通しだ」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月7日