「中国の発展は世界の福音」 世界からみた両会

「中国の発展は世界の福音」 世界からみた両会。

タグ: 中国経済

発信時間: 2017-03-13 14:28:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

クロアチア前大統領の経済外交顧問で、現在は同国のシンクタンク「地政経済フォーラム」の副理事を務める、中国問題に詳しい専門家のヤスナー・プレフニック(音訳)氏。同氏は近年、中国が国策として進める新シルクロード経済圏構想「一帯一路」が提唱する中国と中東欧諸国16カ国の協力「16+1協力」と今後の見通しなどに関する報告書を政府に提出してきた。『「一帯一路」の提唱および東南欧への影響』、『バルカンにおける中国』などの著書がある。

全国両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の開幕に合わせ、『光明日報』が特別取材を行った。同氏によると、欧州は今年の両会の行方に注視しているという。欧州連合(EU)が最も懸念しているのは、地球温暖化対策の新たな国際ルール「パリ協定」の実施についてだが、幸いなことに、中国の両会はこれに極めて積極的なシグナルを発している。

中国の李克強総理は、「米トランプ新政権国の関連政策による影響を受けたとしても、中国がパリ協定を放棄したり、自由貿易や経済のグローバル化を諦めたりすることはない」と指摘。今年の両会では、「世界の繁栄と平和が脅威に直面した際、中国はこうした不安定要因に積極的に対処し、経済の安定成長の促進、環境汚染対策の強化、インフラ整備投資の強化といった施策に取り組んでいき、中国経済の健全な発展を推進することで、世界経済の発展の新たな局面を切り開いていく」との考えを明らかにした。

同氏は、世界経済における役割が大きくなるにつれ、中国も西側諸国からの理解や支援を得る必要があると指摘。中国は欧州には多くの友人を持っており、世界経済の新秩序を構築する上で、EUから強力な支援を得られるだろうとして、双方は金融や投資、貿易分野で共に努力する必要があると述べた。中国は数多くの国際機関や条約に加盟しており、世界経済の発展推進に一層の努力を重ねている。

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