国際通貨基金(IMF)、世界銀行などの多国籍金融機関は自身の改革を強化すると同時に、金融監督管理を強化・改善するべきだ。グローバルな資本流動の経済成長への駆動力を十分に発揮し、遊休資本の利食いと投機が実体経済に悪影響をもたらすことを効果的に防止するべきだ。
技術革新及び知識・情報のグローバルな流動は、南北と貧富の格差を縮小する。各国は柔軟で多様なグローバル官民連携(PPP)協力モデルにより技術革新を積極的に促進し、知識・情報のグローバル流動の利便化を促進することで、すべての国と地域、すべての層、すべての集団に利益をもたらすべきだ。
経済グローバル化のバランスの取れた発展を推進するため、国際機関及びG20やAPECなどの多国籍枠組み、関連国の政府及び民間部門は、開放的な多国間協力枠組みを支持・構築し、インフラ・メカニズム・制度・人文交流の相互連結を共に促進するべきだ。
ボアオ・アジアフォーラム及び出席者は、上述した各方面の意思疎通・連携・協力を強化し、経済グローバル化のより開放的・包括的・普遍的・調和的な発展を促進するため、自国の独特な力を発揮する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月27日