中国の「一帯一路」構想、「風の谷」に明るい未来をもたらす

中国の「一帯一路」構想、「風の谷」に明るい未来をもたらす。

タグ: 一帯一路

発信時間: 2017-04-16 11:11:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

グワダル港は、水深があって主要航路から近い港として天然のアドバンテージを持つ。ただ、中国港控公司が管理を引き継ぐ以前は、大量の埠頭施設が長期にわたり放置され、正常に利用することができなかった。数年の修復作業を経て、埠頭施設は昨年9月、全て利用可能な状態に回復し、11月13日には就航セレモニーも行われた。

同港には、3カ所の多用途バースがあり、同時に5万トン級貨物船2隻が停泊可能。ヤード面積は14万㎡に上り、コンテナやバルク、雑貨など多様なタイプの貨物を処理できる。グワダル国際埠頭有限公司の副総経理を務める尚飛氏は記者に対し、現在は毎月平均で3隻の大型貨物船が同港に停泊しており、主な輸送貨物が自由区建設に必要な物資になると紹介。今年中に、回廊以外のプロジェクト建設に使う物資も徐々に同港を通じて運び込まれる見込みで、貨物船の本数も増えると話した。

また、工業企業が自由区に進出するのに伴い、その原材料輸入や輸出にも同港が利用される見通しだ。将来の輸送需要は非常に大きいとみて、グワダル国際埠頭公司は埠頭建設第2期工事の計画を急いでおり、2020年には年間の貨物処理能力がバルク1400万、コンテナ100万箱に上り、南アジア最大の深海港になる見込み。深夜、埠頭に静寂が広がるなか、国際海運センタービル内には明かりが灯り、ビル屋上では航行誘導レーダーが旋回するほか、出港を準備するダグボートが停泊し、地域内の海運中継センターに成長した同港の活気がみられた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月16日

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