横琴自由貿易区の発足から2年 珠海検験検疫局、5項目の革新措置を発表

横琴自由貿易区の発足から2年 珠海検験検疫局、5項目の革新措置を発表。

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発信時間: 2017-04-29 11:56:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

記者が珠海検験検疫局から得た情報によると、中国(広東)自由貿易試験区横琴新区エリアが発足2周年を迎える中、珠海検験検疫局は、さらに5項目の最新改革革新措置を発表した。科学的な規制やサービスの最適化によって、投資貿易の便利化や特色産業の集積、サービス貿易の自由化を推進し、マカオ経済の適度で多元的な発展を促進する。

5項目の革新措置は以下の通り。

第一に、出境旅客の携帯物の見回りを実行し、出境旅客検査通路に旅客携帯物の検査・検疫台を設置し、見回り管理制度を実行し、旅客の通関の快適度を高める。

第二に、長隆集団(海洋王国、野生動物世界など運営)が輸入する観賞水生動物に対してはA類隔離検疫場管理モデルを実施する。入境動植物の検疫許可証は一度の認可で複数回の照合ができるようにし、有効期間は12カ月に延長され、監査の頻度は2カ月に1回、税関での開封検査の比率は5%に減らされ、企業の貿易コストを引き下げると同時に、入境動物の最大限の保護をはかる。

第三に、大陸部の「名特優」(ブランド、特産、高品質)特色食品のマカオでの展示・展示即売活動への参加を支援する。企業は、法に基づいて取得した食品生産経営許可と出境展覧貨物リスト、展示参加招待状を根拠として、区内の検査検疫機構にマカオでの展示参加を直接申請することができる。出境・展示参加のコストは大幅に引き下がる。

第四に、横琴自由貿易区内の種や苗、花草に対しては便利な監督管理の新措置を取り、すでに登録・登記した種苗企業による現地市場での買い付けを許す。企業は、横琴口岸(通関地)または産地の分支機構を自分で選んで検査報告をし、横琴口岸を経てマカオ特区での販売を行うことができる。

第五に、マカオに供給する乾燥植物産品を市場調達する横琴自由貿易区の企業に対して分類管理を実施する。市場調達を行い、集中保管場所を持つ企業に対しては、規定に基づき、登録・登記管理を実施し、マカオに供給される乾燥植物産品が登録・登記企業から来るようになることを奨励し、通関の際の便利を提供する。集中保管場所のない企業に対しては、企業が報告後、国内市場で現物方式で乾燥植物産品を調達し、横琴口岸を経てマカオに直接輸出することを許す。

横琴自由貿易区の発足以来、珠海検験検疫局は、横琴の特色に立脚し、マカオの要素を際立たせ、制度革新を全力で推進し、一連の改革革新措置を打ち出して来た。すでに実施されている検査検疫改革革新措置は30件にのぼり、そのうち2件は全国に先駆けて実施され、5件は広東自由貿易区の再現・普及の可能な改革革新経験に選ばれ、1件は広東自由貿易区初の制度革新案件の一つに選ばれた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月29日

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