中国の家電市場では国産ブランドが主流となっており、中でも意匠性を重視したおしゃれな「デザイン家電」に人気が集まっている。
中国の大手ECモール京東商城(JD.com)がこのほど発表した家電の消費動向をまとめた「中国家電ネット通販消費者洞察白書」によると、ネット通販市場において家電製品は国産ブランドの市場集中度が大幅に高まっていることが明らかとなった。
中でも、エアコンは国産ブランドの販売シェアが94%、冷蔵庫と薄型テレビはいずれも70%以上、洗濯機は60%以上に上った。質の高いおしゃれなデザインのミドル・ハイエンド家電が人気で、曲面テレビや側面排気レンジフード(キッチン換気扇)などが売れ筋だという。