貿易の成長を力強く後押しする中国・ニュージーランド自由貿易協定
貿易の成長を力強く後押しする中国・ニュージーランド自由貿易協定。
タグ： 中国自由貿易
発信時間： 2017-04-27 14:09:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国－ニュージーランド自由貿易協定第1弾グレードアップ交渉が4月25－27日に北京市で開かれた。両国は、双方の国民へより多くの実益をもたらすために、自由貿易協定「グレードアップ版」策定を手を結んで進めている。今年は中国とニュージーランドの国交成立45周年に当たるが、国交成立以来、ニュージーランドは中国との交流で一貫して先進国の先頭を走り、中国の市場経済国地位の完全認定や自由貿易協定の締結、アジアインフラ投資銀行への参加、自由貿易協定のグレードアップ交渉開始など多くの面で「第一」となっている。
「ニュージーランドは西側先進国のなかで最初に中国と自由貿易協定グレードアップ交渉を始めた国で、これにはデモンストレーション効果がある。これをめぐって中国とニュージーランドの政府当局は今、密接なコミュニケーションと協調を保っている」。在ニュージーランド中国大使の王魯彤氏は人民日報記者の取材に対し、「両国が交渉を通じて全面グレードアップ版の自由貿易協定をまとめようとしており、その内容は投資、サービス貿易、動植物検疫、原産地規則、経済・技術、電子商取引、競争関連政策などのテーマに及ぶ」と説明した。
2008年に中国－ニュージーランド自由貿易協定が実施されて以降、両国の経済・貿易は2ケタの高成長を保ってきた。統計によると、2016年の両国の貿易総額は200億ニュージーランドドル（1ニュージーランドドルは約4.84元）を超え、増加率が5％近くに達した。両国は現在、政府首脳が定めた2020年の目標貿易総額300億ニュージーランドドルへと着実に向かっている。
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