中国工業情報化部(工信部)チーフエンジニアの張峰氏は5月17日、「中国は全国一体化国家ビッグデータセンターを建設する。この目的は、公的データの開放と基礎データリソースの部門と地域を跨る共有を推進し、データの応用効率と使用価値を高める。同時に安全の監督・管理を強め、不法漏洩と個人情報の不法販売に大きな打撃を与える。もってネットデータの安全を維持することである」と語った。
張峰氏は5月17日工信部で挙行された「2017年世界電気通信日大会」でこう述べた。5月17日は世界電気通信日である。今年の主題は、「ビッグデータを発展させ、影響力を拡大する」であった。
ビッグデータはネット情報技術と経済社会の各領域が深く融合した産物である。将来のインターネット生態や創新システム、産業形態、社会管理システムなどに対して革命的な影響を与える。情報技術の普及に伴って、ビッグデータの「宝庫」は現在多くの人々によって発見、認識、発掘されている。ビッグデータの価値を高め、ビッグデータのリソースを拡大し、ビッグデータの安全を維持することなど大いに注目を集めている。