「中国標準規格」を採用した初のナイジェリアの近代化鉄道(資料写真)
鉄道建設大手の中国鉄建はこのほど、ナイジェリア政府から首都アブジャのある連邦首都地区の都市間鉄道第2期建設工事を受注したと発表した。
同鉄道の総延長は32.535キロ、最高時速は100キロで、工期は54カ月、受注額は約14.73億ドル(約101.66億元)に上る。
第1期建設工事での鉄道車両や設備の調達契約、運行管理に関する契約も結んだ。これには鉄道車両12編成、3年間の保守サービスの提供のほか、運行管理サービスには5カ月間の準備期間と36カ月間の正式運行期間が含まれる。受注額はそれぞれ1.94億ドル(約13.39億元)、1.26億ドル(約8.69億元)。
中国鉄建が25日発表した公告によると、会社傘下の中国土木工程集団有限公司が先ごろ、ナイジェリア連邦政府と首都アブジャのある連邦首都地区の都市間鉄道プロジェクト第2号補足契約を締結した。同契約はアブジャ都市間鉄道第2期建設工事に関するもので、2007年5月25日に締結した8.41億ドルのアブジャ市間鉄道の2つ目の実施に関する契約だ。受注額8.23億ドルの1つ目の実施に関する契約(アブジャ鉄道第1期)は2012年8月24日に締結した。