野村證券はまた、第3四半期の中国経済成長率を6.6%から6.8%に引き上げ、第4四半期の6.6%の予想を据え置いた。野村證券は、下半期に不動産販売原則や輸出減の圧力といった不確定要素に直面することで、中国経済は徐々に減速するが、失速することはないとした。
スタンダード・チャータード銀行とシティバンクは、今年の中国経済成長率の予想値を6.6%から6.8%に引き上げた。スタンダード・チャータード銀行は、中国経済成長率の月間分析データを見ると、先見性の高い7つの経済指標がこのほど改善されており、今後数カ月内に中国経済が急激に減速する可能性が微々たるものになったとした。中国経済は下半期に一定の課題に直面するが、先行きを楽観できる。今年は2010年ぶりに成長率が上昇する年になるだろう。
アジア開発銀行も今年の中国経済成長率を6.5%から6.7%に、来年を6.2%から6.4%に引き上げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月30日