悪意を持つハッカーが予測不可能な攻撃を仕掛けるなか、中国はハッキング不可能な新しい通信ネットワークを構築しようとしている。このネットワークは少なくとも、すべての攻撃をすぐに察知することができる。参考消息が26日、BBCの25日の記事を引用し伝えた。
中国は量子コーディングと呼ばれる技術を開発中で、現在使用されているすべてのコーディングにとって画期的な進展となる。中国が山東省済南市で始動したこのプロジェクトは、公式メディアによって節目としての意義を持つとされている。
この先進的なプロジェクトには、大きな背景がある。西側はこの技術への投資をためらい続けてきたが、中国は今や先頭を走っている。
済南市のネットワーク内で、軍、政府、金融、電力など200部門のユーザーが、安全に情報を相互伝送している。彼らはこれらの情報が、自分たちにしか読めないと知っているからだ。
中国が量子通信技術を推進しているが、これはインターネットをより安全にする応用モデルの発展に向け、大きく前進していることを意味する。他国は近い将来、中国からこの技術を購入する必要性を意識するだろう。