▽モバイル決済の普及でお金は使えば使うほど使うペースが速くなるか?
携帯電話でのモバイル決済の急速な普及にともない、人々のお金を使うペースに影響が出ているだろうか。「使うペースが速くなっている」という答えにうなづく人は多い。仕事の関係でよく出張に行く静静さん(仮名)は、「前にもいろんな所に行って、そこの特色ある商品を見ると、買いたいと思ったが、当時は手持ちの現金が足りなくて、あきらめるしかなかった」と振り返る。
静静さんは続ける。「でも今は違う。オフラインでもオンラインでも便利になり、ショッピングセンターから果物を売っている屋台まで、どこでも微信支付や支付宝が使える。衣食住交通のすべてがモバイル決済でまかなえるので、知らないうちにかなりの出費になっている」という。
繁華街をぶらぶらするのが好きな劉丹さん(仮名)は、「モバイル決済の普及にともなって起きた目立った変化の一つは、ウィンドーショッピングで出費の限度額を決めなくなったことだ。これまではたとえば1千元(1元は約16.4円)持って行って、それを使い果たしたら買い物は終わりだった。でも今では微信支付や支付宝などが銀行カードとリンクしていて、ショッピングの限度額が銀行カード(の口座にある金額)を使い果たすまでになり、知らず知らずたくさんのお金を使ってしまっている」と話す。
易観智庫がこのほど発表した「中国第三者モバイル決済市場四半期モニタリング報告」によれば、17年第1四半期(1~3月)には、中国の第三者モバイル決済市場の取引規模が18兆8千億元に達し、前年同期比46.78%増加したという。
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