米メディアはこのほど、「ビジネス・パラダイス」で試合が行われており、拡張を強く望む中国技術企業が未発展のアフリカ大陸へ真っ直ぐに向かっていると伝えた。アフリカでは多くの国が2ケタの経済成長率を目指している。
米NBCが7月28日に伝えた≪アフリカの日ごとに台頭する技術産業で「中国はどこにでもいる」≫というタイトルの記事で、南アフリカ大学のメディア研究講師、イジニア・ガリアドネ氏は、ここ4、5年にわたり、中国の科学技術企業によるアフリカでの拡張は特に目立っているとの見解を示した。
ガリアドネ氏は、「中国はどこにでもいる」と述べる一方、中国のパフォーマンスはいくつかの市場でさらに強いと指摘。例として、「中国はエチオピアで間違いなく唯一のプレーヤーだ」と話した。2012年時点で、同国の技術産業に対する中国の投資総額は30億米ドルに上った。ただ、中国の普遍的な存在感は東アフリカのみならず、エジプトやモロッコがあり北アフリカと南アフリカを含むアフリカ南部などの遠方地域でも感じられると補足した。
ガリアドネ氏の見方によると、中国のアフリカでの成功はコストが要因で、中国企業が提供する製品は米国や欧州のライバルに比べ安い。