(4)世界の経済成長の包摂性を高める。質の高い雇用機会をより多く創出し、社会保障の公平性と持続可能性の向上を図る。発展による恩恵が公平に、全ての人に行き渡るようにする。中国は「一帯一路」イニシアチブと「持続可能な開発のための2030アジェンダ」、各国の発展戦略を連係させ、共同的成長、共同的繁栄の実現を推し進める。
(5)金融監督管理改革を推進する。実体経済の発展促進と金融リスクの予防に着目し、マクロ経済の慎重な管理とシステミックリスクの予防を強化する。中国は、関連の国際金融機関と良好な協力関係を維持し、国際金融ガバナンスに積極的に参画する考えだ。
会議に参加した国際経済金融機関の責任者らは、中国経済の発展の成果を高く評価し、中国が開放的な世界経済の構築に向けて努力していることを称賛した。そして「国際社会は政治的な合意形成を進め、多国間主義の原則と貿易投資の自由化・利便性向上に向けた政策方針を堅持、グローバリゼーションをより包摂的で全ての人に恩恵が及ぶものにしなければならない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月13日