中国商務部のモニタリングデータによると、10月1―8日の国慶節連休期間中、中国小売・飲食企業は1兆5000億元の売上高を実現した。一日平均の売上高は昨年のより10.3%増加した。
連休期間中、雲南・寧夏・山東・浙江の主要小売企業の売上高は、前年同期比でそれぞれ15.7%、14.0%、13.4%、12.6%増。四川、湖北、広西、西蔵(チベット)は同12.0%、11.4%、11.4%、11.2%増だった。
連休期間中、各地の祝日に供する食品・シーズン衣服・貴金属やジェリー・家電・自動車などの商品が好調だった。中でも高品質商品は特に注目を集めた。国慶節と中秋節が重なったこともあり、月餅・有機雑穀・ヘルシー果物などの食品の販売が好調。寧夏・江西・吉林などでは、食品類の売上高がそれぞれ同23.2%、22%、18.7%増だった。
シーズン衣服の販売も好調だった。陝西・吉林・重慶などの重点モニタリング地域の衣服類の売上高は、それぞれ同82.8%、13.6%、12%増。ブライダル消費の堅調・小売企業の販売促進などにより、貴金属やジェリーの販売が爆発的な好調を迎えた。北京の菜百商場などの金商品売り場の売上高は平日と比べて三割程度増、青島の金銀・ジェリー商品の売上高は同17%増となった。