消費による成長駆動モデルが強化
2014-16年に渡り、消費は3年連続で中国の経済成長にとって最大のけん引力となった。今年第1-3四半期の社会消費財小売総額は10.4%増となり、2桁台の成長率で上半期及び前年同期比で横ばいとなった。特に9月は10.3%増で、前月比で0.2%上昇。昨年9月は中秋節の影響があり、高い基準となっていたが、今年9月の成長率は前月を上回った。
消費財の品種を見ると、アップグレード類の販売が好調だった。第1-3四半期で増加率が最も高かったのはスポーツ・娯楽用品で、前年同期比17.4%増。家具類は13.3%増。化粧品類、建材・内装材、中国・西洋医薬品類、医療保健類などの用品の増加率が12%以上となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月23日