外資導入について鐘山氏は、中国のビジネス環境が良化しており、中国が今でも外資投資のホットスポットになっていると説明した。「中国は対外開放の拡大を続け、市場参入基準を緩和し、知的財産権の保護を重視している。世界銀行のレポートによれば、中国のビジネス円滑度は過去5年間でランクを18個上げ、昨年の中国の外資導入額は1363億米ドルの世界第2位となり、過去最高を記録した」。鐘山氏は、中国の開放の扉が閉じることは無く、次第に開いていくと話した。今後は、管理体制改革の深化、市場参入の拡大、開放プラットフォームの構築、開放分布の合理化、投資環境の整備などの措置を通じ、知的財産権の保護強化と外資の合法的な権益の保護を進め、馴染みやすく、安全で利益の出る良好なビジネス環境をつくる。
対外貿易については、「中国はすでに経済・貿易大国になったが、大きいけれど強くはなく、経済・貿易強国になる必要がある。そのためには、イノベーション主導を堅持し、ハイクオリティな発展の道を進まなければならない」としている。
経済・貿易強国はどのように建設するのか?商務部は向こう5年間の主要任務6項目と8大行動計画を定めた。