中国で両会(全国人民代表大会と全国政治協議会議)が開会されている間、カザフスタンの駐中国大使ヌレシェブ氏は、新華ネットのインタビューに答えて、「カザフスタンは中国の戦略的パートナー・友好的隣国として、中国経済の持続的発展を歓迎し、また楽観視している。中国は他の国に開放の模範を示した」と述べた。
カザフスタンは前世紀九十年代初めから「シルクロード」の復興を支持しきた。現在、「明るい未来への道」新経済政策と「シルクロード経済ベルト」の連結によって、カザフスタンの中国向け越境交通輸送の潜在力が大きく引き出された。カザフスタン経由の「中欧班列(中国-欧州間の国際定期貨物列車)」で輸送されるコンテナの数は年ごとに倍増している。
カ・中両国は現在、51の協力プロジェクトを積極的に展開している。現在、すでに5プロジェクトが運営の段階に至っており、11プロジェクトが建設中である。予想では2018年にはさらに5プロジェクトが新しく工事着工され、6プロジェクトが利用開始となる。これらの協力事業はカザフスタンにとって新しい生産領域を切り開き、多くの就業機会を作り出す。