青島市、中国・SCO地方経済貿易協力モデル地区を設置へ

青島市、中国・SCO地方経済貿易協力モデル地区を設置へ。

タグ:経済貿易協力

発信時間:2018-05-11 13:57:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国商務部はこのほど、山東省青島市に全国初となる「中国・上海協力機構(SCO)地方経済貿易協力モデル地区」の設置を支持すると表明した。

 

 上海協力機構は面積と人口で世界最大の総合型地域協力組織であり、巨大な市場間協力の潜在力を持つ。青島市と上海協力機構実業家委員会は2015年に商務部の支援のもと、国家級膠州経済技術開発区に「一帯一路」欧州アジア経済貿易協力産業パークを共同で立ち上げた。

 

 青島市は翌2016年8月、『青島欧州アジア経済貿易協力産業パーク建設実施計画』を発表。西に中央アジア・欧州連合(EU)、南に東南アジア諸国連合(ASEAN)・南アジア、東に日本・韓国を繋ぐ国際複合一貫輸送・中継貿易ルートを建設する意向を明らかにした。物流や貿易、国内外の相互協力を強みとする開かれた産業パークの刷新モデルを構築し、国家級経済技術開発区の産業構造の転換・高度化のモデル地区の立ち上げを模索するとした。

 

 青島市は今年4月、『中国・上海協力機構地方経済貿易協力モデル地区発展計画』を策定。同市と中央アジア、南アジア、上海協力機構の関係国が、双方向投資をめぐる協力や貿易物流協力、税関・交通インフラ関連の協力、国際生産能力協力、開発区のグローバル発展協力の5分野において重点的にモデル刷新を模索するとしている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月11日


 

 


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