中国商務部は5日、2018年1-5月のサービス貿易総額は前年同期比12%増の2兆1024億7000万元と、過去最高の伸びとなったと発表した。
内訳は、輸出が13.3%増の6915億3000万元、輸入が11.4%増の1兆4109億4000万元、輸出入の差引額は7194億1000万元の輸入超過だった。
商務部サービス貿易司の冼国義司長は、「供給側構造改革、製造業のモデル転換と高度化の歩みが加速するのに伴い、中国の国際競争力の向上は製造業からサービス業分野へ広がるとともに、質の高さを求める消費者ニーズが急速に高まっている」と指摘した。
今後の見通しについて、中国のサービス貿易は拡大基調を維持し、「中国のサービス」という国家ブランドの持つ影響力と国際競争力は一層顕著になるだろうとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月6日