ルアンパバーンメコン川特大橋は中国-ラオス鉄道の重点プロジェクトで、全長は1458.9mに上る。うち21号主橋脚基礎は、メコン川の主水路に近く、水流が速く、水深も深い。ルアンパバーンメコン川特大橋の主橋脚5カ所のうち最も施工難度が高く、工程も複雑で、最も危険な深水基礎だった。
これに先立つ4日には、中国-ラオス鉄道でメコン川を跨ぐもう1本の橋梁、班那漢メコン川特大橋が最後となるフーチングのコンクリート工事を終えている。
中国-ラオス鉄道は、北側の中国とラオスの国境と、南側のラオスの首都ビエンチャンを結ぶ。全長は400km余り、設計時速は160km。中国企業が投資・建設、共同運営を手がける中国鉄道ネットワークと直結の国外鉄道プロジェクトで、全線に中国の技術スタンダードと中国の設備を採用。2016年12月に着工しており、2021年12月に開通を予定している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月12日