韓国の業界関係者によると、韓国の小売業者は中国のモバイル決済サービスとの連携を拡大し、多くの中国人客を集めようとしている。今年7月の訪韓中国人客は前年同月比45.9%増の41万337人に達した。しかし今年の最新データは依然として、2016年同月の91万7519人を下回った。今年6月は前年同月比49%増の37万9891人。聯合ニュースが伝えた。
韓国小売大手の新世界食品グループによると、そのすべての店舗が銀聯のQRコード決済システムを導入している。江南支社は銀聯VIPユーザー向けに高級休憩室を設置し、荷物預かりなどの各種サービスを提供している。同社の職員は「決済システムを採用し、中国人客の各種需要を満たし、かつ彼らのより良い旅行環境を創るため主導権を握る」と話した。
韓国の小売業はマーケティングに力を入れ、多くの中国人客を集めようとしている。韓国免税店ランキングで首位のロッテ免税店は、中国最大のオンライン決済サービスと事業提携しており、共同で販促活動を展開すると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月10日