中国人民銀行(中央銀行)が7日に発表した最新の外貨準備データによると、8月末現在、中国の外貨準備残高は3兆1097億ドル(約345兆1145億円)に上り、7月末比82億ドル(約9100億円)減少し、減少率は0.26%だった。
国家外貨管理局関連部門の責任者の説明によれば、「8月には中国外貨市場の需給が全体として安定を保ち、国境を越えた資金の流動が基本的にバランスした。世界的な貿易摩擦、地縁政治経済の局面といった不確定要因が依然として存在し、米ドル指数が変動しつつ上昇した。こうした要因が総合的に作用しあった結果、中国の外貨準備残高がやや減少した」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月9日