北京で開かれた2018年の中国・アフリカ協力フォーラムが4日、閉幕した。今フォーラムでは様々な分野で協力を強化することで合意した。これについて南アフリカ経済界の関係者は、「中国・アフリカ協力フォーラムは双方の経済貿易分野での協力拡大を力強く後押しするもので、中国からアフリカへの投資がこれまで以上に拡大することが期待できる」と述べた。
南アフリカ最大手銀行、スタンダードバンクのシム・チャバララ共同最高経営責任者(CEO)は、「中国・アフリカ協力フォーラムは2000年に発足したばかりで、双方の貿易額も投資額も非常に限られている。だが、フォーラムの後押しを受けて、18年後のこの日に中国はアフリカにとって最大の貿易相手国になった」と述べた。
その上で、アフリカにある数々の都市がこの10年間で目覚ましい変化を遂げたが、これも中国との協力によって得られたものだと評価。なお、双方の協力は一貫して一方的なものではなかったと強調した。