南ア・ドイツ商工会議所上級委員会の会員、アンドレ・トーマスハウゼン氏は5日、南ア独立系メディアの電子版に『中国・アフリカ協力フォーラム:中国・アフリカ協力に寄せる世界の期待』と題する次の記事を寄稿した。
「中国・アフリカ協力フォーラムの発足以来、18年の間にアフリカ大陸は中国から大規模な投資を受けてきたが、アフリカで行われた重要インフラ整備の多くは同フォーラムの支援のもとに実現したものだ。アフリカ大陸の電子機器や通信は、中国の技術によって滞りなく運用されている。 中国はアフリカで道路や鉄道、港湾、空港、病院、政府庁舎などの数多くのインフラ整備に投資してきた。また、南アフリカでは毎年、多くの学生が 奨学金を受けて中国の大学に留学している」
中国税関の統計によると、2017年の中国とアフリカ間の貿易総額は前年同期比14.1%増の1700億ドルに達した。内訳は、中国からアフリカへの輸出が2.7%増の947.4億ドル、中国のアフリカからの輸入が32.8%増の752.6億ドルだった。中国商務部の統計によると、アフリカにある中国系企業は3500社以上に上る。