中国工程機械協会掘削機械分会が先ほど発表したデータによると、今年8月の国内掘削機械販売量は前年同月比32.98%増の1万1588台に達した。うち国内市場は27.01%増の1万106台。輸出は95.77%増の1482台。
業界関係者によると、掘削機の売れ行きは8月も好調で、単月の販売データは過去最高を更新した。輸出の絶対値は前月、前々月よりやや減少したが、全体的には依然として高い水準を維持している。販売量の構造を見ると、大型・中型掘削機械の販売量の前年同期比の伸び率が高く、不動産投資のけん引効果が最も顕著であることが分かる。国家インフラ整備、脆弱分野補強の強化が続き、さらに交通インフラを始めとするインフラプロジェクトの審査・批准の大幅な加速に伴い、下半期のインフラ伸び率が安定上昇する見通しだ。建設機械業界も好況を維持する。
やや穏やかだった市場の動きとは対照的に、建機業界上場企業の業績はいずれも好調だった。中間報告の純利益が前年同期比で増加した企業は16社で、全体の8割弱を占めた。具体的に見ると、華東重機は10倍以上の1206.11%増で首位になった。山河智能(255.99%)、中信重工(198.47%)、三一重工(192.09%)、天業通聯(158.82%)、柳工(126.33%)、徐工機械(100.62%)なども急増した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月10日