2018アジア太平洋知的競争力指数 中国の地区が安定して上昇

2018アジア太平洋知的競争力指数 中国の地区が安定して上昇。

タグ:知的競争力

発信時間:2018-10-30 14:09:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海市軟科学基地の「上海交通大学知的競争力・エリア発展研究センター」が作成した『2018アジア太平洋知的競争力指数』が10月29日、浦江イノベーションフォーラムで発表された。同指数は2010年に始まり、今回で9回目の発表となる。


 同指数はアジア・太平洋をリードする53地区を対象に19項目の指標を評価し、各地の知的資本の転化による経済価値と住民財産の能力を総合的に判断したもの。韓国ソウル、日本東京、中国香港、中国上海、韓国蔚山、中国北京などがトップ10入りした。


 今年のアジア太平洋知的競争力ランキングでは中国の活躍が目立ち、トップ10に5地区がランクイン。浙江、天津、江蘇はトップ20に入り、中国の知的経済の発展と知的競争力の向上を示した。


 専門家は、過去40年間、中国の揺るがない知的投資と技術蓄積は量から質へと飛躍し、今後40年で中国はアジア・太平洋地域、ひいては世界の知的競争力分野においてより際立つ存在になると分析する。


 知的競争力は新しい考え方、思想、プログラム、製品の創造、かつそれらの転化による経済価値と財産の生産力と能力を指す。イノベーション能力だけでなく、経済価値を開発する能力も含む。


 「知的競争力指数」はイギリスに本部を置く国際競争力センター(World Knowledge Competition Index)が発起。2002年から同センターは『世界知的競争力指数年度報告』を発表し、世界125の主要地区を対象に、知的競争力指数を判定しランキングにまとめている。アジア太平洋知的競争力指数は同指数の地域版で、2010年から発表されている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月30日

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