知名度高い大企業もより一層のビジネス拡大狙う
中小企業に比べると数は少ないものの、ジャパン・パビリオンだけでも28社の大企業が出展を予定している。進出経験や一定の知名度を得ている大企業が出展する狙いについて、小栗所長は、「中国市場は広く、かつ巨大な市場であり、知名度の高い大企業であっても中国市場におけるシェアは必ずしも非常に高いとは言えない。また、中国市場が急速に変化する中で、日本企業としてはそれに合わせた新たな製品、技術の提案を積極的に行っていく必要性もある。同博覧会は、国を挙げた一大イベントでもあるため、日本の大企業としても自社のイメージや製品・技術をより一層積極的にPRし、ビジネス拡大につなげたいという期待があると思う」との見方を示した。
今回、ジャパン・パビリオンでは「匠の心」とイノベーションを意味する「創新」をかけあわせた「匠心×創新(たくみのこころ・そうしん)」をテーマに、日本の優れた商品や技術、サービスを発信していく計画だ(文・玄番登史江)。
「人民網日本語版」2018年10月31日