中国対外開放40年の歩みが示す3つの啓示

中国対外開放40年の歩みが示す3つの啓示。歴史的な観点から見ると、中国の対外開放から40年、現在はここ100年余りで中国と世界の相互交流が最も活発な時期にある…

タグ:輸入博覧会

発信時間:2018-11-06 11:39:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


  第2の啓示は「不動の力」だ。中国対外開放40年の歴史で、国際情勢は終始穏やかに推移してきたわけではなく、中国と外国の関係も順調だったわけでもない。冷戦終結と「9·11テロ」、アジア金融危機と世界金融危機の大きな危機に直面してきたが、中国は一貫して平和と発展を時代のテーマとして掲げ、自主独立の平和的外交政策を堅持、改革開放路線を「避けて通れない道」としてきた。


 世界の政治でポピュリズムや保護主義などが台頭し、米国が引き起こした大規模な経済貿易摩擦が人心を揺さぶるなか、中国はこれまで通りのペースで改革開放の取組を推進、人類運命共同体構築の旗印を掲げ、世界の発展と協力のプロセスを推し進めている。国際輸入博覧会の開催は、中国の開放拡大の決意を示すとともに、中国が世界各国のために国際貿易協力プラットフォームを作る意志を示すものだ。これはまさに、中国の開放協力の志が変わっていないことを示す生きた証拠だ。


 第3の啓示は「責務を負う」ことだ。フランスの著名中国学者デイビット・ゴセット氏はかつて、「開放は中国を世界に理解させるだけでなく、中国が世界に影響を与える過程でもある」と語った。中国が負う責務が重くなるのに伴い、中国は益々積極的に国際対話と協力に関わり、より公正で合理的な新たな国際秩序の構築を推進、「一帯一路」やAIIBなど一連の公共財を以て世界に寄与してきた。


 歴史の進歩と共に前進し、時代の発展の流れの中で発展する。中国国際輸入博覧会の開幕に伴い、新時代の中国と世界の関係は歴史に新たな素晴らしい1ページを刻むに違いない。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月5日

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