外国メディアからみると、中国の輸入拡大は、各国に恩恵が及ぶウインウインの選択となる。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、世界最大の輸出国である中国が、輸入大国の新しいイメージを確立しつつあると報じた。中国は今回の国際輸入博覧会をきっかけに、経済発展構造を調整すると同時に、経済グローバル化の正確なルートを定めようとしている。
上海で開催される会期1週間の輸入博覧会は、展示ブースがあっという間に埋まり、130カ国の外国企業2800社が展示ブースを予約した。ボーイング、キャタピラー、Facebook、ゼネラルモーターズ、ハネウェル、テスラ、クアルコムなどの大企業も含まれる。
こうした企業が興味を示していることは中国の巨大な購買力を反映しており、中国の購入対象は最新の工業生産システムから食品などの消費財まで広がり、サービス輸入も増えている。中国国内外の一部エコノミストたちは、中国の巨大な需要が間も無く世界を驚かせる可能性があり、そのレベルが近年世界を揺るがした巨大な工場生産にも引けを取らないとの見方を示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月6日