中国の第3四半期黄金消費量は849.70トン 引き続き回復

中国の第3四半期黄金消費量は849.70トン 引き続き回復。

タグ:黄金生産量 産業用金

発信時間:2018-11-07 14:45:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国黄金協会が11月6日に公表したデータによると、今年第3四半期の中国の黄金生産量は289.745トンで、前年同期より23.344トン(7.46%)減少した。うち、金鉱石での生産は246.842トン、非鉄原料での生産は42.903トン。そのほか、輸入原料で生産した金は83.082トンで前年同期比34.24%減、全国の金生産量(輸入原料含む)は372.827トンで0.57%減だった。


 中国黄金協会によると、黄金産業の持続的発展を実現するため、今年に入って環境保護条件を満たさない黄金企業が次々と減産、閉鎖し、各重点都市と重点企業で生産量がそれぞれ減少した。黄金産業は急成長から質の高い発展段階へと移行し、発展方式の転換、産業構造の合理化、成長の原動力の転換という肝心な時期に来ている。


 統計によると、国内の黄金消費は引き続き回復し、アクセサリー販売量は安定した増加を維持、ゴールドバーの販売量低下は縮小した。まず、金価格の低下が消費者のゴールドアクセサリー購入行為を後押しした。うち、一線都市と二線都市の消費者はサービスとブランドを重視し、個性的なデザインのアクセサリーを好むようになり、加工企業も高付加価値商品を開発し一線都市と二線都市のニーズを満たそうと努力している。また、伝統的な純金アクセサリーは三線都市と四線都市で市場シェアが高い。次に、金価格の下落続き、為替レートの変動、株式市場の暴落などの要因により、複雑な国内外情勢が黄金のリスクヘッジニーズを押し上げ、ゴールドバーや金貨の消費が回復し始めた。そのほか、旺盛な電子機器ニーズも産業用金の消費の伸び拡大につながった。


 同時に、黄金産業のグローバル化は次々と新たな成果を生んでいる。今年、中国黄金はロシアのクリュチェフスキー金鉱の株式70%を取得し、中国国営企業が初めてロシアの戦略的資源への資本参加を実現した。山東黄金は香港証券取引市場メインボードに上場し、国際資本市場への第一歩を踏み出した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月7日

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