中国の税関総署が8日に発表した統計データによると、中国の今年1−10月の貨物貿易額は前年同期比11.3%増の25兆500億元となった。うち輸出額は7.9%増の13兆3500億元、輸入額は15.5%増の11兆7000億元。貿易黒字は26.1%減の1兆6500億元で、輸出入のバランスが改善された。
民間企業の今年1−10月の貿易額は14.6%増で、中国の貿易発展をけん引する大きな見所となった。また中国と「一帯一路」沿線諸国の貿易額の増加率も、同期の中国の貿易額全体を3.5ポイント上回った。主要貿易パートナーとの貿易は、依然として安定成長の流れを維持している。