第1回中国国際輸入博覧会は11月7日に3日目を迎え、多くのバイヤーのなかでも民営企業の動きが目立っている。
200億元!電子商取引プラットフォームの網易考拉は11月6日に輸入博覧会で、110社を超える企業と総額200億元近い商品購入契約を締結すると同時に、約10社の代表的ブランドと戦略グレードアップ協定を結んだと発表した。網易考拉CEOの張蕾氏は、世界規模で市場を開拓すれば、同社の向こう数年にわたる世界直接購入額が200億米ドルを超えるとの見通しを示した。
「向こう10年以上にわたって中国は、世界最高の市場であり続けるだろう」と網易CEOの丁磊氏は話している。
雲象供給鏈は同日の「阿里大輸入--世界生鮮品集中購買」記者会見で、雲象供給鏈が世界トップの生鮮品サプライヤー、ダニッシュ・クラウンやブラジルJBSグループへ総額19億米ドルの大規模発注を行ったことを明らかにした。ただ、雲象供給鏈の発注は阿里「大輸入計画」の一部に過ぎず、阿里は向こう5年以内に世界で総額2千億米ドル超の輸入を計画している。