中国国際輸入博覧会、民営企業の購入熱が高まる

中国国際輸入博覧会、民営企業の購入熱が高まる。第1回中国国際輸入博覧会は11月7日に3日目を迎え、多くのバイヤーのなかでも民営企業の動きが目立っている…

タグ:輸入博覧会

発信時間:2018-11-08 14:58:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 こうした契約が相次ぐ背景には、中国が対外開放を拡大するための必然的な選択肢だけでなく、消費高度化戦略のダイナミックな解釈がある。中国の消費市場の大きさ、消費者数の多さ、消費レベルの広がりや、中国人の「新消費」に対する需要は人々の想像を上回る。また、中国政府の内需拡大とクロスボーダー電子商取引に対する支援は、人々の想定以上のものとなる可能性がある。

 

 スイスのAURASTARは高級スチームアイロンメーカーで、その製品が「世界一高い」と言われており、同社中国区市場総監の王晗曦氏は、バイヤーたちが同社製品に強い関心を示したことにとても驚き、「当社のアイロンが輸入博覧会の目玉製品になるとは思わなかった」という。王晗曦氏は『経済日報ー中国経済網』記者に対し、この2日間ひっきりなしにバイヤーが商談に来て、ある民営企業の社長がその場で契約したいと申し出たことなどが、中国市場の開拓に自信を持たせてくれたと話している。

 

 自信は、「放管服(行政のスリム化と権限委譲、監督管理能力の強化と権限委譲との両立、行政サービスの最適化)」改革の推進とビジネス環境の改善や、供給側構造改革の持続的な深化、中国経済の長期に安定しつつ上向くファンダメンタルズからもたらされている。今後は、中国が引き続き世界で最も重要で、最も潜在力を持つ成長市場の一つであり続ける見通しだ。

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